ねぇねぇ、ハル。今日山芋をご近所さんから貰ったんだけど、どう調理しようか迷ってるんだ。
確かに山芋の調理って意外と難しいよね。なら今回は私がよく作る山芋を使った絶品レシピを紹介していくねー。
今回紹介するレシピは、外にも内にも山芋ハンバーグ…。
外にも内にも山芋ハンバーグ!聞いただけですごく美味しそうなのが分かる!
みんな大好きなハンバーグに山芋をふんだんに使った料理だよ。材料もそんなに使わないから一人暮らしの大学生なんかにもオススメ。ぜひ作ってみてねー。
・合挽き肉 250g
・塩 2g
・山芋とろろ 10g
・玉ねぎ 1/2個
・(A)パン粉 大さじ4杯
(A)牛乳 大さじ1杯
(A)コショウ 少々
・山芋とろろ 10g
・醤油 少々
・わさび 少々
思ってたより使う材料は少ないね!これなら俺でも作れるかも!
うん、意外と簡単なんだよ。パン粉が手元に無いって人は小麦粉や片栗粉でも代用可能だから諦めずに試してみてー。
ハンバーグで使うパン粉の役割は、食材の中に水分を閉じ込めること。そうすることで外サクッ!中ジュワッ!の理想的なハンバーグが作れるんだ。小麦粉や片栗粉もパン粉と同様、水分を中に閉じ込める役割があるから代用できるってこと!小麦粉や片栗粉で代用する場合は、パン粉のように一緒にタネに混ぜ込むんじゃなくて成形したハンバーグにまぶすって点に注意!
①玉ねぎ1/2個を細かくみじん切りにする
②ラップをかけてレンジで600W2分で加熱する
③水分を飛ばすためにラップを外して再度、600W30秒で加熱する
レンジでチンした玉ねぎは栄養がギュッと詰まってるし、甘みも強くなるよ。ただチンしすぎると食感が柔らかくなりすぎるから注意してね。
ハンバーグの玉ねぎはシャキッとした食感が残ってた方がいいよね!
①ボウルに合い挽き肉250gと塩2gを入れて捏ねる
②捏ねたタネにラップをかけて一度冷蔵庫で保存する
タネを冷蔵庫で保存するのは型崩れを防いだり、肉汁を外に逃さないようにするためだよ。本当は1~2時間くらい寝かせたほうがいいけど、サチはそんなに待てないよね?
そんなに待てないよ!ちょっと寝かせるだけじゃダメなの?
本当に食いしん坊だなー。30分寝かせるだけでも十分おいしく作れるから今回はそれでいこうか〜。
①以下の具材を混ぜ合わせる
・(A)
・山芋とろろ
・みじん切りにした玉ねぎ
このとろろはハンバーグと混ぜる分だよ。間違えないようにね。
①ボウルに入れたタネとつなぎをしっかり混ぜ合わせる
ねぇねぇ、「毛羽立つ」ってどゆ意味?
鳥の毛みたいに細かく泡立てればいいってことよ、多分。とにかく左の写真くらいが理想的ってことだねー。
①つなぎと合わせたタネを空気を抜きながら成形する。
タネが出来たら、次はハンバーグを焼く工程に移るよー。ここからが大事だからね。
もう少しで完成か!早く焼こう!
①油を引いてフライパンを温める
②中火で両面に焼き色が付くまでタネを焼いていく
③水大さじ1杯を入れて蓋をし、弱火で8分蒸し焼きにする
ちょっと複雑かもしれないけど、手順さえ守れば美味しく出来上がるよ。③の後につまようじでハンバーグを刺して肉汁がジュワっと出ればいい食べ頃だね。
①できたハンバーグをお皿に盛り付ける
②山芋とろろ、わさびを乗せて醤油をかけたら完成
盛り付けて完成ー。付け合わせにブロッコリーとかトマトも入れると見栄えも良くなって完璧だね。
はぁ〜。めっちゃ美味しそう。早く食べた〜い!!
ん〜!山芋のフワッとした食感とハンバーグのジュワッとした食感がすごくマッチしてる!
そうでしょー。山芋とわさびの相性もバッチリだけど、わさびが苦手な人は無理して乗せる必要はないからね。
辛いの好きだから次作る時はわさびは多めに乗せよう!ご飯3倍は軽くお代わりできそう!
サチが喜んでくれたみたいでよかったよー。これで山芋を使ったレシピで迷わなくても済むね。画面の前のみんなも是非作ってみてねー。
結論からいうと、入れる材料にもよるが「入れた方がいい」だ。そもそもハンバーグに入れる卵は、肉同士をしっかりとくっつける「接着剤」の役割を担っているんだ。いわゆる「つなぎ」というやつだな。つまり、卵を入れなかったら肉同士がくっつかず、グズグズになってしまうんだ。今回の山芋ハンバーグは、山芋がつなぎの役割を果たしてくれるから卵を入れなかったわけだが。だからみんなも家庭でハンバーグを作る場合は、卵は基本的に入れると思っていてくれていいぞ!それでは次回の料理でまた会おう!